実際の機器を使用しての例を説明します。
Tibbo-Piを使用した例
Tibbo-Piとは、IoTデバイスです。
Tibbo-Pi: https://tibbo-pi.co-works.co.jp/

Tibbo-Piの準備
Tibbo-Piを使用し、温度や湿度、照度のデータを送信します。
各Tibbitブロックを用意し、ブロックを配置します。
今回は、温度/湿度センサ(#30)と、照度センサ(#28)を用意します。
それぞれ、SLOT1とSLOT2に挿入しました。
Node-REDのフロー作成
Node-REDの画面を開き、 温度/湿度センサ(#30)と、照度センサ(#28) のノードやinjectノードを以下のように配置します。
それぞれのノードでスロットを指定します。(SLOT1とSLOT2)
injectノードは、繰り返し設定にしました。(1分に一回)
温度/湿度センサ(#30)ノードは、payloadに温度と湿度の両方が格納されますので、changeノードを使用し、それぞれの値をpayloadに格納します。
changeノードは以下のように設定しました。
それぞれをdebugノードで確認してみます。
問題なさそうであれば、IoTクラウド TRY!へ送信してみます。
専用ノードを用意します。(詳細は接続機器からデータを送信するを参照)
それぞれitem1から3を設定します。
以下のフローが全容になります。これだけで照度、温度、湿度の各データがクラウドへ送信され、保存・可視化できます。
データが正しく送信できること、システムサイトで受信できていることを確認します。
システムサイトの設定
まずホストの設定を行います。(詳細はシステムサイトの設定を参照)
ホスト名は「Tibbo-Pi」にしました。
アイテムの設定も変更しました。
アイテム1:照度(lux)、 アイテム2: 温度(℃)、 アイテム3: 湿度(%)
温度と、湿度を一つのグラフで見たいため、グラフを作成しました。
「収集データ」→「グラフ」より確認します。
Y軸は、左に温度、右に湿度としました。
ダッシュボードの作成
温度、湿度のグラフと、照度のグラフを1つの画面で見るために、ダッシュボードを作成しました。(詳細は収集データ(ダッシュボード) を参照)